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国内外講演・執筆を継続する
臨床経験25年のセラピストが伝える
“ 超 簡単 ”麻痺した足の
改善を促す3つの習慣
脳卒中の発症後、麻痺した足が硬くなり、動きが悪く困っている方は沢山います。年齢と共に症状が悪化し、この先どうなるのか不安を抱えることは、本当に辛いことです。
アジアを中心に国内外でリハビリ関連の講演活動、15本の執筆(うち脳卒中関連7本)を継続する、臨床経験25年のセラピストが、麻痺した足の改善を促す3つの習慣について説明します。
足の硬さや動きの悪さを放置すると、これまで歩けている方は、歩くのが難しくなります。車いすを利用し、自分で乗り移れる方もベッドやトイレへの乗り移りが難しくなります。
また乗り移りに手伝いが必要な方も、介助者に多大な負担となります。
これら改善には、超簡単な3つの習慣にあります。
習慣1 ふくらはぎを伸ばす
麻痺した足は放置しておくと、自然とふくらはぎの筋肉が短くなり内反尖足というイラストのような足になり、体重をかけた時に踵が床につきにくい足になります。
そのため入院中、起立台などで持続的なストレッチをされた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。それを簡単な機器を使用し、自宅でも定期的に実践されることをお勧めします。
頻度は1回15分程度、1日2~3回です。傾斜した板は、楽天やアマゾンなどの通販で、「傾斜板 アキレス腱」と検索すると、角度調整できる木材やプラスチック等の素材の機器が手に入ります。
壁際に傾斜板を設置し、もたれながら板に乗り、持続的なストレッチを行います。アキレス腱が伸びている感覚があれば良い刺激が入っている証拠です。
また、夜寝る時、可能であれば足関節が下に向かず、わずかに反りアキレス腱が伸びた姿勢(背屈という動き)でポジションをとることも大切です。
立位が取れない方は、このポジションを寝ている時だけでも実践することをお勧めします。全て痛みの無い範囲で行います。
習慣2 立ち座りは麻痺側の足を半歩後ろ
麻痺した足には普段から体重がかかりにくいものです。体重がかからなければ、足を使う頻度が少なくなり硬さが増します。歩く際も、分回し歩行になりやすい足となります。
そのため、普段から麻痺側の足を 麻痺していない足より 半歩後ろに下げてから立ち上がる習慣をお勧めします。また、足に体重がかけられるのであれば、できるだけ踵を床に着けた状態で軽くスクワットすると、足首の動きが出やすくなります。
習慣3 初めの一歩は非麻痺側の足から出す
普段から歩きだす足(初めの1っ歩)は、麻痺していない足から出す習慣をお勧めします。
すなわち、歩く際は麻痺した足で支えることから始めるという事です。この習慣により、普段から麻痺側の足首が動く習慣が身につき、足首の硬さを防ぎ、足の動きが悪くなることを防げると思います。
これらの習慣を実施しなければ、どのようなリハビリを受けても、日々の生活の中で動きが悪くなる可能性があります。しかし、これらのうち1つでも習慣化(もしくは応用)できれば、あなたの足の改善を促すことができると思います。先ずは、今回お伝えした事から実践してみてください。
しかし、これらはあくまでも一般論です。本当は一人ひとり改善のための手法が異なるのが現実です。更に良くなる可能性があるかもしれません。
特に健康保険における外来リハビリは実施時間(量)が少なく、担当者の選択(質の担保)も難しい状況です。多くの方が十分なリハビリを受けられず、結果に満足できずにいます。
あなたは、改善を目指せる貴重な時間や機会を無駄にしてませんか?リハビリは、誰が担当しても結果は同じでしょうか?
リハビリは、担当者の技術により結果が異なると考えます。より早く、更に良くなる可能性があります。
(株)リハ・コンディショニングセンターは、芦屋市茶屋之町(西法寺の横)にあります。
熟練者が十分な質と量を提供し、更なる改善を目指す保険外のリハビリを提供しています。
もっと動ける 楽になる ゆとりある人生を取り戻す。私達がお役に立ちます。
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森 憲一(もり けんいち) 臨床経験25年。アジアを中心に国内外で教育に従事。これまで15本の執筆 ・Web教育投稿を行っている。急性期病院リハビリ技師長、クリニック副院長、神戸大学 医学部 保健学科 臨地教授を経て、現(株)リハ・コンディショニングセンター 代表取締役。国際公認フェルデンクライス®プラクティショナー資格と認定理学療法士 7種(運動器・脳卒中・徒手・臨床教育・予防介護・地域・ 管理運営)を保有している。
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